頭痛がちょっとマシになるセルフケア②
頭痛をちょっとマシにするセルフケア2
こめかみ辺りが痛む、側頭部の頭痛のセルフケアその2です。
胸鎖乳突筋おさえ
首の神経の興奮を鎮めます。
やり方
ゆるめたい側の手を使います。
胸鎖乳突筋の後ろに溝があります。
この溝に薬指・中指・人差し指をそろえてはめます。
そうしたら薬指を溝の行き止まり(頭蓋骨)に触れるように位置を整えます。
これで準備完了です。
その位置で人差し指だけ胸鎖乳突筋を前方にやさしく押します。
場所が正しければ頬や鼻の奥に押される感じが伝わります。
15秒ほど押さえて変化を確認します。
少し楽になっていればOKです。
注意点
神経の興奮をやわらげる繊細な技です。
神経を傷つけないように、くれぐれもやさしく行ってください。
絶対にちからを入れないように注意してください。
理論
側頭部と顔面につながる神経の興奮をやわらげます。
神経をやさしくおさえることで興奮を鎮めます。
応用
こんな不調にも胸鎖乳突筋おさえは有効です。
・鼻づまり
・頬のこわばり など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
トラックバック URL : | トラックバック(0)
コメントを残す