足の痛みがちょっとマシになるセルフケア③
足の痛みをちょっとマシにするセルフケア３
すねの疲れ・だるさ・硬さをやわらげるセルフケアです。
前脛骨筋のマッサージ
すねの筋肉をやわらげます。
やり方
椅子に腰かけます。
足をやわらげたいほうを上にして組みます。
両手で足を鷲づかみします。
親指以外の四本の指先を、すねの筋肉にあてます。
指先で筋肉の硬いところをみつけてグッと押さえます。
押さえたところに痛みを感じるとおもいます。
押さえたまま足首を回したり曲げ伸ばしします。
押さえたところの痛みがやわらいできたら手を離します。
注意点
指先ですねの筋肉をえぐるようにすると、しっかりつかめます。
筋肉がゆるんできても、つかんだ強さを変えず、一定圧を保ちます。
理論
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)は足首をこえて足の親指までつながっています。
すねの筋肉は硬くなったときにマッサージしづらい筋肉です。
そこで硬くこったところを固定して、足首を動かすことでゆるめる方法を使います。
スポーツのあとのすねの張りにも即効性があります。
また前脛骨筋には胃腸のツボが並んでいます。
お腹の調子が悪いときにも試してみてください。
応用
こんな不調にも前脛骨筋のマッサージは有効です。
・足首が硬い
・お腹の不調 など
この記事を書いた人
増渕 一成 （鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師）
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法（整体）と整動鍼法を施術の２柱としている。
活法研究会会員。
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