腕の疲れがちょっとマシになるセルフケア②
腕の疲れをちょっとマシにするセルフケア2
肘の痛み・動きづらさをやわらげるセルフケアです。
肘の屈伸
肘の痛み・動きづらさをやわらげます。
やり方
立って、または椅子に座った姿勢でおこないます。
おこなう側の肘を、もう片方の手で下から支えるようにつかみます。
肘の痛むところに指をあてます。
痛むところは肘の内側か外側であることが多いと思います。
あてた指を固定するように、肘を内・外からグッと押さえます。
痛くないくらいの力で押さえてください。
肘を固定したまま、以下の動作をおこないます。
動かして痛む場合は痛みのでない範囲でおこなってください。
手のひらを上にして肘を伸ばします。
そうしたら指先が肩の前側にふれるように真っすぐ肘を曲げます。
次に手のひらを180度まわして反対側にむけます。
そのまま真っすぐ肘を伸ばします。
その次に手首を180度まわして、また手のひらを上にむけます。
こんどは指先で肩の側面をふれるつもりで、外回しぎみに肘を曲げます。
手のひらを上にしたまま肘を伸ばします。
ここまでを1セットにして3~5回おこないます。
注意点
ちからを入れすぎないように注意してください。
ひとつ一つの動作をゆっくり丁寧におこないます。
勢いをつけないで優しくおこなってください。
痛みのでない範囲で注意しておこなってください。
理論
痛むところを固定して中心軸をつくり、最大限の可動域を描くことで、
肘の屈伸・回旋の範囲を広げます。
応用
こんな不調にも肘の屈伸は有効です。
・腕の重だるさ など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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