お腹の張りがちょっとマシになるセルフケア③
お腹の張りをちょっとマシにするセルフケア3
胃の張り・痛みをやわらげるセルフケアです。
胃つまみ
胃の緊張をやわらげます。
やり方
楽な姿勢でおこないます。
みぞおちとおへその中間地点をみつけます。
おおよその中間地点でかまいません。
みつけたらやや前かがみになります。
中間地点の上下をつまみ、皮膚をよせます。
きっと最初は「肉」をつまんでしまうと思います。
つまんだら指からちからを抜いて、表面の皮膚だけをよせます。
皮膚をたぐりよせる感じです。
胃の張りがゆるんだり、ごろごろと音がして胃が動きだすのを待ちます。
胃が楽になったら指を離します。
注意点
肉をつまむとお腹の緊張がさらに強くなってしまいます。
指をやさしく使い、皮膚だけをよせてください。
理論
みぞおちとおへその中間地点には中脘(ちゅうかん)というツボがあります。
中脘は胃にとって重要なツボです。
それだけではなく、鍼灸の古典によると全身の「気」の出発点とされています。
ツボの使いかたには「押す」と「引く」があります。
今回は引く使いかたで胃にアプローチしていきます。
ちなみに引けばツボに作用できるので、絆創膏をつかって中脘をよせても効果があります。
やり方は中脘にパット部分が当るようにして縦にはります。
少しだけテンションがかかるようにはってください。
皮膚が弱いかたは絆創膏かぶれに気をつけてください。
応用
こんな不調にも胃つまみは有効です。
・下腹の張り など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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