足の痛みがちょっとマシになるセルフケア②
足の痛みをちょっとマシにするセルフケア2
足の疲れ・だるさをやわらげるセルフケアです。
四頭筋つかみ
太ももの前側をやわらげます。
やり方
中腰または椅子に腰かけます。
指で膝のお皿に触れます。
そっと親指でお皿の内側の角に、残りの四本の指でお皿の外側の角に触れます。
触れた指をそのままの形で上(股関節)方向にスライドさせます。
皮膚の上をすべらせるように3~4センチスライドさせると指先が筋肉のみぞにはまります。
親指と四本指の指先でみぞの奥にある骨(大腿骨)をガシッとつかみます。
足や膝にジーンと圧迫感がでるようにつかんでください。
指に体重を乗せるようにすると楽にできます。
しばらく押さえてから指をはなすと足に軽さを感じます。
注意点
筋肉ではなく骨をつかむ意識でおこないます。
ちからで押すのではなく、上半身の体重を乗せるようにします。
理論
大腿四頭筋のすきまを狙います。
ここには梁丘(りょうきゅう)と血海(けっかい)というツボがあります。
このツボは足のだるさや血行改善につかわれます。
スポーツのあとの足の疲れなどにも即効性があります。
応用
こんな不調にも四頭筋つかみは有効です。
・膝の痛み(一部) など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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