疲れがちょっとマシになるセルフケア①
疲れをちょっとマシにするセルフケア1
疲れや頭痛、目の疲れ、鼻づまり、寝付けないときのセルフケアです。
上項線の指圧
頭と首の境目(上項線)をやわらげます。
やり方
まず仰向けに寝ます。
枕は高すぎなければ使っても大丈夫です。
つらさが左右どちらかだけならば片手で、両方ならば両手でおこないます。
指を第二関節で曲げて、指先を頭と首の境目に当てます。
頭の重さで自然に指圧されるので押さないでください。
押されて気持ちがよいところや、つらさが軽くなるところに指先が当たるように調節します。
しばらくそのまま心地よさを味わいます。
指を当てたところがゆるんだ感じがしたら終了です。
注意点
絶対にちからを入れないでください。
首にちからをかけると危険です。
絶対にグリグリとやらないでください。
理論
頭と首の境目は、脊柱起立筋、僧帽筋、頭半棘筋が後頭骨に着くところです。
ここがゆるむことで首から背中の広い範囲に影響がおよびます。
目を動かす筋肉にも連動しているので、目の疲れにもよいです。
応用
こんな不調にも上項線の指圧は有効です。
・全身の疲れ
・おでこから後頭部の頭痛
・目の疲れ
・鼻づまり(一部)
・不眠
・精神的ストレス など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
トラックバック URL : | トラックバック(0)
コメントを残す