疲れがちょっとマシになるセルフケア②
疲れをちょっとマシにするセルフケア2
疲れや腰が重い・だるいときのセルフケアです。
志室の指圧
肋骨のきわ(志室)をやわらげます。
やり方
仰向けに寝て、または背もたれのある椅子に腰かけます。
背中に手をまわして肋骨に触れます。
肋骨を上から下に(背中から腰に)なでおろしていきます。
そうすると肋骨が途切れてへこんでいるところがあります。
そのへこみに軽く握ったこぶしのナックルの部分を当てます。
お腹のほうまでズーンと圧迫感が伝わるのが正しいところです。
しばらくそのまま心地よさを味わいます。
注意点
絶対にちからを入れないでください。
グリグリとやらず、自分の体重以上の負荷をかけないようにしてください。
肋骨を傷つける可能性があります。
理論
肋骨(第12肋骨)の下のへこみの奥には腎臓があります。
もちろんあいだには筋肉があり、直接は触れません。
ここには志室という腎経のツボがあります。
尿で老廃物を排出している腎臓を刺激できます。
応用
こんな不調にも志室の指圧は有効です。
・全身の疲れ
・腰痛
・腰の疲れ
・鼻づまり(一部) など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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