【鍼治療と風邪のお話1】
鹿沼市の活法整体・鍼灸院、ますぶち治療院です。
久しぶりのブログ更新となります。
ブログでご紹介していました症例を「症例集」として別に発表し始めたためです。
今後は違った内容で更新していきます。
11月に入り、朝晩がずいぶん冷え込むようになりました。
そうなると風邪やインフルエンザが流行し始めます。
病院でもインフルエンザの予防接種は11月中にと呼びかけているそうです。
当院では昨年より加湿器による空間除菌を取り入れています。
蒸気に含まれる銀イオンが菌を抑制してくれるというものです。
どれほど効果があるのかは不明ですが、化学的には正しい。はず。
さて今回から数回に分けて「鍼と風邪」をテーマにお話ししていきます。
なぜ風邪なのか?というと、風邪が体調不良の代名詞だからです。
そして様々な切り口から語ることができるからです。
それではまず、風邪とは何なのか、ウィキペディアには以下のように書かれています。
『風邪とは、ウイルスによる上気道感染症であり、主な影響は鼻に現れる。
喉、副鼻腔、喉頭も影響を受ける可能性がある。
症状はたいてい感染後二日以内に発生する。
症状としては、咳、咽頭痛、くしゃみ、鼻水、頭痛、発熱などに現れる。
患者の多くは回復まで大抵7-10日間を要し、一部の症状は3週間まで継続しうる。
他に健康に問題がある患者は、肺炎に進行する可能性がある。
多くの場合、単に風邪と言えば急性上気道炎(普通感冒)を指し、それ以外を風邪と呼ぶことは少ない。
俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状と上記全身症を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」(もしくは胃腸かぜ、一部地方では腸感冒)と呼ぶこともある。』
…要するに①咳や鼻水などの「呼吸器症状」と②発熱などの「全身症状」があるということです。
しかしこれらは表面に現れたわかりやすい「症状」であり、風邪の本質ではありません。
風邪の本質は、もっと大きな視点から捉えます。
それを一言で表すと、『外部環境との適合不全』です。
前振りをして次回に続きます。
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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