【楽して楽になろう~簡単!腹式呼吸編】
鹿沼市の活法整体・鍼灸院、ますぶち治療院です。
『鍼灸師ってどんな人?』
そんなイメージしづらい生業をしているひとのブログです。
今回から「簡単にできる自己調整術」を連載していきます。
最初のテーマは「腹式呼吸」です。
自己調整が大切
人生100年時代、「死ぬまでそこそこ健康に生きる」にはどうすれば良いのでしょう?
病院や鍼灸院に通うのも良いのですが、ある程度は自分でどうにかできると安心ですよね。
そこで自己調整術の出番です。
私が思うに自己調整術で大切なことは3つ。
①簡単にできる
②気持ちが良い
③お金が掛からない
これから私と気軽に自己調整術を楽しんでみませんか。
腹式呼吸をお手軽に
腹式呼吸は瞑想・リラックス・マインドフルネス等の精神コントロール術の要です。
腹式呼吸ができるようになれば心と体の健康に大いに役立ちます。
その腹式呼吸をお手軽に体感し、感覚とやり方を体に覚えさせましょう。
腹式呼吸をしてください
お腹を膨らませるのが腹式呼吸ではありません。
『内臓が下がって「結果的に」お腹が膨らむ』のが腹式呼吸です。
これから腹式呼吸のやり方を読む前に、まず腹式呼吸をしてみてください。
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どうですか。できましたか?
簡単にできた方はこの先を読む必要はないでしょう。
よくできなかった方、またはお腹を膨らませるのが腹式呼吸だと思っている方。
以下の方法を試してみてください。
腹式呼吸の姿勢
腹式呼吸は座っていても立っていてもできます。
でも最初は仰向けで寝る姿勢がやりやすいです。
理由はリラックスしやすく、そのまま眠れるから。
足は曲げずに伸ばします。
手は臍の下に軽く乗せます。
そうしたら全身の力を軽く抜きます。
これで完成です。
腹式呼吸の姿勢 補足
足は必ず伸ばします。
膝と股関節が曲がっていると下腹がつかえてしまい、内臓が下がるスペースが減ります。
手が臍の下に触れていると、お腹の動きを実感しやすいです。
力んだり緊張していると単純に動き辛いので、体から力を抜きましょう。
腹式呼吸のやり方
理屈抜きで一番簡単な腹式呼吸のやり方は「イメージ法」です。
何じゃそれ?と読むのを止める前に一度試してみてください。
腹式呼吸「イメージ法」
自分の背後(今は仰向けで寝ているから地中)1メートルの所に直径1.5メートルの小型太陽が浮かんでいます。
そして自分の腰からは巻き取り式のプラグが出ています。
プラグを引っ張り太陽に接続すると、コードを伝わって太陽の光と熱エネルギーが下腹に流れ込んできます。
そうイメージすると自動的に腹式呼吸となり、自然と下腹が膨らみます。
鼻や肺、それどころか呼吸すら意識せず、簡単に腹式呼吸ができてしまいます。
小型太陽のイメージは圧迫感を覚えない距離と大きさにすることがコツです。
もう一つのコツは直接下腹に太陽をイメージすると、つかえて内臓が下がりきれないので、外から無形のエネルギーを引き入れるようにイメージすることです。
気が済むまで腹式呼吸をしたら終了です。
そのまま寝てしまってもOKです。
どうですか。腹式呼吸、できましたか?
次回【楽して楽になろう~簡単!腹式呼吸編2】に続きます。
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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