【しあわせって何だろう?その3】
鹿沼市の活法整体・鍼灸院、ますぶち治療院です。
『鍼灸師ってどんな人?』
そんなイメージしづらい生業をしているひとのブログです。
「しあわせ」をテーマに語るのも最終回です。
しあわせは頭で理解できない
しあわせについて考えれば考えるほど「しあわせ」とは何なのか、わからなくなります。
このブログは考えながら何度も何度も書き直しています。
そうするうちにハッと気づきました。そもそも「しあわせ」は頭で考えて理解するものではない、という可能性です。
それなら考えれば考えるほど理解から遠ざかっていくわけです。(私の思考力・理解力がお粗末という可能性は置いておいて)
頭で理解するものではないなら、どこで認識するのでしょう?
体で、胆(はら)で感じるのではないでしょうか。
理性・知性ではなく、感情から「しあわせ」は生まれるのではないでしょうか。
「しあわせ」が胆から湧き上がる感情ならば、いくら頭で理解しようとしても無理な話です。
気が付けばあっけない、当たり前の結論です。
しあわせは胆(はら)で感じる
胆(はら)でしあわせを感じるとはどういうことでしょう?
ここでは「はら」とは大きく「お腹」と捉えてお話しします。
お腹にはいくつも臓器が収めれれていますが、なかでも腸(大腸と小腸)が重要です。
それはセロトニンというしあわせを感じさせるホルモンが腸管から分泌されるからです。
セロトニンは脳から5%、腸管から95%が分泌されます。
つまり腸が健康ならばそれだけでしあわせを感じられるのです。
頭で考える頭中心の生活ではなく、お腹で感じるお腹中心の生活に切り替えると、しあわせを感じやすくなる。
感情で生きている赤ちゃんや子供はしあわせそうですよね。
普段は意識されない腸ですが、しあわせな人生を送れるかは腸にかかっているのです。
「腹も身の内」どころか「腹こそ身であり心」です。
しあわせを感じる身体をつくる
よし、それじゃあ腸を健康にしてセロトニンをドバドバ出そうじゃないか!
…でもどうやって?
そこで私がここ2ヶ月ほど実践して有効だったやり方をご紹介します。
まず腸内環境は整えたほうが良いでしょう。
これは飲食物・睡眠・ストレスなど生活全般に関わってきますから「できるかぎり改善」で良いとします。
そして腸の蠕動運動を妨げる、お腹の緊張を緩めます。
活法理論から「自由に動ける体=超自然体」に近づけば腸も自由に動けてしっかり働いてくれるでしょう。
鍼治療で手足のツボからお腹を緩めたり、自分でマッサージをしてお腹を柔らかくしていきます。
もうひとつ重要なことは「脱力」です。
誰でも気が付くと体が緊張していて呼吸が浅くなっています。
そのたびに力を抜いて意識的にリラックスします。
無意識にやっていたことを意識して、習慣づけるわけです。
脱力を習慣づけていくとやがてお腹が下がる感覚を覚えます。
内臓を包んでいる腹膜の緊張が解けて自然と元の位置に下がるようです。
さらに進むと足のひら全体がピタッと地面に着く感じになります。
脱力しながらしっかりと立っている感覚です。
頭部のマッサージも脱力に効果的です。
ここまでくると以前より穏やかな心でしあわせを感じやすくなれると思います。
ぜひトライしてみてください。
頭を過信しない
何かをしたくても疲れていれば動けないように、失意のどん底でもお腹は減るように、思考よりも体は正直です。
でも体は偉い!というより、みんなが思うほど頭は賢くない、というべきでしょう。
状況を正確に把握できるのは頭より体のほうです。
思うほど賢くない頭で、どうにもならないことをぐちゃぐちゃ考えるのは止めましょう。
それよりも頭は休ませて、お腹で、体でしあわせを感じて、しあわせに生きるのはいかがでしょう?
おまけ
参考図書
「疲れすぎて眠れぬ夜のために」内田樹(角川文庫)
「腸脳力 心と身体を変える[底力]は[腸]にある」長沼敬憲(BAB JAPAN)
「没頭力「なんかつまらない」を解決する技術」吉田尚記(太田出版)
「僕たちはファッションの力で世界を変える ザ・イノウエ・ブラザーズという生き方」井上聡 井上清史 石井俊昭(PHP研究所)
「好きなようにしてください たった一つの「仕事」の原則」楠木建(ダイヤモンド社)
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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