【鍼と腰痛①】
こんにちは、ますぶち治療院です。
鍼・活法(整体)で腰痛の治療をすることは日常茶飯事です。
腰痛にはすぐに良くなるケースと回数が必要なケースがあります。
その違いはどこにあるのでしょうか?
まずすぐに良くなったケース(A)です。
急に腰が痛み出した方に鍼施術をしました。
前屈や捻りで痛み、あお向けにもなれず腰を浮かせています。
動作チェックでは前屈(立位・座位)、捻り(同)、右横倒し、
お腹を突き出す、腰に圧力がかかる等の動きで右の腰が痛みます。
整動鍼法でそれぞれの動作と連動を一つ一つ整えていきます。
一つ鍼をするごとに、まるでロックが解除されるように動きやすくなり、
まったく痛みなく自由に動けるようになりました。
先ほどまであんなに痛がっていたのが嘘のようです。
本人も、こんなに良くなるとは思わなかった!と喜んでいました。
異常を感じたらまたすぐに来院するように告げて終了です。
その後も現在まで再発していません。
次になかなか効果が持続せず、通院を辞められたケース(B)です。
数日前から腰が痛み出し、主に前屈と座りの姿勢で痛みます。
施術は同様に鍼で行いました。
同じように一つずつロックを解除して、施術後は自由に動けるようになります。
しかし3日ほどすると痛みがぶり返してきます。
お仕事の都合で週に1回しか通えません。
施術の度に回復→その後悪化を繰り返し、通院を辞められてしまいました。
痛みがぶり返すまえに次の施術をすれば良いとわかっていても、お仕事を優先されたようです。
残念ですが仕方ありません。
(参考【慢性症状の治し方】)
さて、ケース(A)とケース(B)の腰痛の違いはどこにあるのでしょう?
次回に続きます。
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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