腕の上げづらさがちょっとマシになるセルフケア②
腕の上げづらさがちょっとマシになるセルフケア2
腕が上げづらい、高いところに手が届きにくいときのセルフケアその2です。
鎖骨つかみ
鎖骨を動かしやすくします。
やり方
ゆるめたい側とは反対側の手を使います。
親指から薬指までの4本の指で鎖骨を握るようにつかみます。
このとき肩をすくめるように、やや斜め前にあげるとつかみやすくなります。
指をホールドしたまま肩をくるくると小さく回します。
強くつかむと指がしびれます。
必ずやさしくつかんでください。
注意点
神経を傷つけないようにやさしく行ってください。
鎖骨の下には腕につながる神経が通っています。
ちからをかけすぎないように注意してください。
理論
腕を水平より上にあげるためには鎖骨の動きが必要です。
鎖骨に触れながら腕をあげてみると、鎖骨の延長線上で腕があがるのがわかります。
このため鎖骨が動きやすくなると腕があがりやすくなります。
応用
こんな不調にも鎖骨つかみは有効です。
・肩こり
・寝違え
・顎関節症 など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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