頭痛がちょっとマシになるセルフケア④
頭痛がちょっとマシになるセルフケア4
おでこやこめかみの頭痛のセルフケアです。
後頭骨の目
ピントを調節して目と頭痛をやわらげます。
やり方
目は開けていても閉じていても大丈夫です。
後頭部を触れるとポコンと骨の出っ張りがあります。
そこを意識してください。
目を開けている場合は、そこに目があるつもりで物を見てください。
遠くにピントが合うので近くはぼやけて見えます。
一瞬で眉間とこめかみがゆるんで頭痛が少し軽くなっています。
しばらくそのままリラックスします。
あまり変わらない場合は後頭部から30センチほど後ろの空間を意識してみてください。
注意点
がんばらない。
理論
がんばっているときは目・おでこ・頬・鼻・あご・口と、顔全体が緊張しています。
特に眉間にはシワがよります。
目は近くにピントが合っています。
後頭骨を意識するだけで遠くにピントを合わせた状態になり、顔全体から緊張が抜けます。
夜空の星を見て、目を回復させる方法を聞いたことがあるかもしれません。
このやり方でおこなうと、顔の緊張がゆるみ、眉間もゆるみます。
大脳の後頭葉には視覚を担当する視覚領があります。
後頭骨の出っ張りは視覚領に近く、ここを意識するだけで目が関係する頭痛が少し軽くなります。
応用
こんな不調にも後頭骨の目は有効です。
・顔のこわばり
・考えすぎ
・不眠 など
この記事を書いた人
増渕 一成 (鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師)
栃木県鹿沼市出身
趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。
活法研究会の提唱する碓井流活法(整体)と整動鍼法を施術の2柱としている。
活法研究会会員。
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