腕の疲れがちょっとマシになるセルフケア③

腕の疲れをちょっとマシにするセルフケア３

肘の痛み・動きづらさをやわらげるセルフケアその２です。

肘の巻き込み

肘の痛み・動きづらさをやわらげます。

やり方

立った姿勢でおこないます。

おこなう側の腕を、前へならえのように、指を真っすぐ前に向けて上げます。
肘は肩の高さよりも低くなるようにしてください。

もう片方の手で外側から肘の痛むところをつかみます。
つかむ側の手は肩を内側に入れるようにするとつかみやすいです。

おこなう側の腕全体を固定して、体のほうから腕に近づき、「巻きつかれ」にいきます。
「巻きつかれ」るには、痛む肘につかむ側の手の肩が近づくように、肘の内側に小刻みに歩いていくようにします。

肘に限界まで近づいたら、こんどは逆回しで元の位置まで戻ります。

２回目は肘を肩の高さにして、３回目は肘を肩より高い位置にして、同様におこないます。

注意点

肘はちからを入れすぎないように注意して押さえてください。

腕と腕のあいだという狭い空間でおこないます。
勢いをつけず優しくおこなってください。

理論

痛むところを固定して中心軸をつくります。

肘につながる上腕から腰までが伸ばされ、肘を引っぱっている筋肉がストレッチされます。

応用

こんな不調にも肘の巻き込みは有効です。

・腕の重だるさ　など

この記事を書いた人

院長：増渕一成

増渕 一成 （鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師）

栃木県鹿沼市出身

趣味は読書、熱帯魚、落語鑑賞。

活法研究会の提唱する碓井流活法（整体）と整動鍼法を施術の２柱としている。
活法研究会会員。

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